防水工事

waterproofing

防水工事とは

防水工事とは

防水工事は、建物を雨水や湿気から守り、劣化や漏水を防ぐ重要な役割を果たします。屋上・バルコニー・外壁など、施工箇所に応じた最適な防水技術を提供し、長期的な耐久性を確保。実績がある経験豊富な職人が在籍し、確かな技術と豊富な実績で、品質の高い防水工事を実現します。

TO-JINの防水工事の特徴

確かな技術・高品質な施工

確かな技術・高品質な施工

防水工事は施工の精度が建物の耐久性を大きく左右します。TO-JINでは、確かな技術と経験を活かした高品質な施工を提供。防水層の劣化状況を丁寧に診断し、最適な工法を選定することで、長期間安心できる防水性能を実現します。

適材適所の最適な施工を実施

適材適所の最適な
施工を実施

防水工事にはウレタン防水、シート防水、FRP防水などさまざまな工法があり、それぞれの建物に適した施工を行うことが重要です。TO-JINでは、屋上・バルコニー・外壁など施工箇所の状況を詳しく調査し、最適な防水工法を提案、実施します。

ビル・マンションの防水工事について

コンクリート建造物の屋上やバルコニーなど、雨や水に晒される部分に防水施工を施します。
アスファルト製の防水シートを敷く「アスファルト防水」、塩化ビニルやゴム製の防水シートを施工する「シート防水」、防水材を塗装する「塗膜防水」など、さまざまな種類がありますが、いずれも建物内部に水が侵入することを防いで快適な居住空間を維持し、建物の寿命を延ばすことが可能です。
また、美観も良くなるので物件の資産価値の維持・向上にもつながります。
特にマンションやビルなどの鉄筋コンクリート建物は年月が経過するとわずかなひび割れが生じます。
最初は小さなひびでも少しずつ大きくなり、やがて雨漏りや水漏れなどの重大なトラブルが起きるのです。内部にまで水が侵入すると腐食を招いて建物の寿命が短くなってしまいます。
適切な方法・タイミングで防水工事を行えば、大切な物件の寿命が伸びて、資産価値も向上し、利益の維持向上にもつながります。

ビル・マンションの防水工事について

防水工事の種類と
特徴

防水工事には下記の種類と特徴があります。

ウレタン防水

補償年数 5年~10年
施工部位 全ての箇所
特徴 ウレタン防水は、ポリイソシアネートを主成分とする主剤と、ポリオールを主成分とする硬化剤を、撹拌して塗膜する防水法です。
下地の形状に馴染みやすく、水密性が高い連続皮膜が得られるのが特徴です。
メリット ウレタン防水は、液体のウレタンを塗膜することによって防水層を形成する工法なので、下地の形状に馴染みやすく、また簡単で短期間で終わり、さらに安価であるという⻑所があります。
デメリット ウレタン防水は簡単に安価に防水層を塗膜できる工法のため、最近広く使われています。
短所らしい短所はあまりありません。
あえて挙げるのであれば、経年による劣化と、⻲裂に弱いことが挙げられます。

塩ビシート防水

補償年数 10年
施工部位 屋上
特徴 塩ビシート防水工事は、塩化ビニール樹脂で作られた防水シートを機械的固定方法で下地に貼り付ける工法です。
メリット 塩ビシート防水は、耐候性の良い塩化ビニール樹脂をベースに、耐久性を付与した防水シートを使用した工法です。
紫外線・熱・オゾンに優れた耐久性を持ちます。
デメリット シートを使用するので、しっかり接着するためには下地が平らである必要があります。
シート同士の接合をしっかりする必要がありますが、接着剤でうまくいかない場合は、熱風で溶かして接着する必要があります。
またシートを急に曲げたりすると、切れやすくなります。

ゴムシート防水

補償年数 10年
施工部位 屋上
特徴 シート状に成形した合成ゴム系の防水シートを、接着剤などで下地に貼り付ける防水工法です。
シートそのものは安定した分子構造を持ち、ゴムのため伸縮性が高く、耐候性にも優れますが、シート同士の接着は接着剤と粘着テープによるので、溶融一体化しないという特徴があります。
メリット 材質が合成ゴムなので、伸縮性が高く伸びがあり、下地の⻲裂にも柔軟に追随することです。
温度による物性変化が少ないので、施工地域による制約も少なく、耐用年数も⻑いです。
デメリット シート同士を貼り合わせるので、接着剤の性能がそのまま防水の性能となる傾向があり、接着剤の耐用年数が問題になります。
紫外線でシートが次第に劣化していき、またシート自体が薄いため、鳥害や衝撃に弱いという特⻑もあります。

改質アスファルトシート防水

補償年数 10年
施工部位 屋上
特徴 アスファルト防水とは、合成繊維不織布にアスファルトを含ませコーティングした、シート状のルーフィングを貼り重ねて形成する工法です。
ルーフィングを積層することにより水密性に優れた防水層が構成されます。
メリット アスファルトを染み込ませるので、防水性能を確保しやすく、コストもそれほどかかりません。
防水層が厚く連続するので、水密性が高いのも特徴です。
デメリット 耐久性が高い一方、施工時に臭気や煙が出る場合があり、熟練した技術が必要で部分補修が難しいなどのデメリットがあります。

FRP防水

補償年数 5年~10年
施工部位 木造のベランダ
特徴 強度が高く耐久性に優れたFRP(ガラス繊維強化プラスチック)を応用し、FRPの被覆防水層を形成する工法です。
その防水層は軽量かつ強靭で、耐水・耐食・耐候性に優れていることが特⻑です。
メリット 耐久性に優れ、重歩行や車両の走行も可能です。様々な形状に施工でき、継ぎ目のないシームレスな層を形成します。
下地への密着性が強いので防水性に優れ、下地の膨張・圧縮にも剥離の心配は少ないです。
デメリット 紫外線が⻑期間当たると、劣化してヒビ割れてしまうこと。これが最大の欠点です。
定期的にトップコートを塗り替える必要があります。

防滑性ビニル床シート

補償年数 5年
施工部位 屋上
特徴 表面に滑りにくい加工が施されたビニル素材の床材で、主に水回りや人の往来が多い場所に使用されます。安全性と耐久性を兼ね備えています。
メリット 防滑性ビニル床シートは表面に凹凸があり滑りにくく、安全性に優れています。耐水性や耐薬品性も高く、水回りや福祉施設などに適しており、デザインの自由度も高いのが特長です。
デメリット 表面の溝に汚れがたまりやすく、清掃には手間がかかる場合があります。また、重い物による傷やへこみ、紫外線による色あせ、下地不良による浮きや剥がれなどにも注意が必要です。

こんな症状が出たら専門業者へご連絡を!

防水層の膨れ、口開き

防水層の膨れ、口開き

口開きは硬化や収縮あるいは接着不良によって起こり、そこから雨水が侵入します。防水層の膨れは内部に水が侵入している証拠です。水分が蒸発することで膨れ上がった状態になります。
これらの現象が見られたらすでに防水層が役割を果たしておらず、内部に水が侵入していると考えてください。

ひび割れ

ひび割れ

屋上防水は紫外線や雨の影響をもっとも受け易い部位の為、経年による劣化進行の影響が顕著に表れる部位でも御座います。
その他の要因として、日中の太陽熱による膨張と夜間の気温低下に伴う伸縮を繰り返す事により防水層が劣化し、ひび割れを発生させてしまいます。
防水層のひび割れは、防水層の防水機能の低下のサインとなりますので、早めの対策をお勧め致します。

シート防水の剥がれ

シート防水の剥がれ

シート防水の劣化や収縮、飛来物による衝撃など、さまざまな要因で発生します。剥がれている部分から水が建物内部に侵入しますので、シート防水に剥がれがある場合はすぐに対処されることをおすすめします。

ウレタン防水のチョーキング現象

ウレタン防水の
チョーキング現象

ウレタン防水の表面が紫外線や風雨にさらされ続けると、表面の塗膜が劣化して粉状になる「チョーキング現象」が発生します。
手で触ると白い粉がつくのが特徴で、防水性能の低下につながるため、トップコートの再塗装などのメンテナンスが必要です。

排水溝に雑草やゴミが詰まる

排水溝に雑草や
ゴミが詰まる

排水溝に雑草やゴミが詰まると雨水が排水されず、防水層に長時間水が接触する状態が続きます。この「水たまり(滞留水)」が原因で、防水層の劣化が早まったり、浮きや膨れ、ひび割れ、雨漏りのリスクが高まります。特に、すでに経年劣化している防水層では、わずかな傷から漏水につながることもあります。
そのため、定期的な清掃と点検が防水性能を保つうえで非常に重要です。

ウレタン塗膜防水剝離

ウレタン塗膜防水剝離

ウレタン塗膜防水の剥離にはいくつかの原因が御座いますが、その多くは施工不良によるものです。
下地処理の不足や下地清掃の不足によって埃やコケが付着したまま防水を施したことが原因となります。
また、プライマーの塗布量の不足やオープンタイム(乾燥養生時間の不足)そしてウレタン塗膜防水の塗膜厚の不足等があげられます。
このような施工不良が起こらぬよう、下地状態の確認から、乾燥養生期間や塗布量の管理が非常に重要になってまいります。

ご検討中の管理会社・管理組合様へ

ご検討中の管理会社・管理組合様へ

防水工事の単体発注もお任せください

TO-JINは、大規模修繕工事の一環としてだけでなく、防水工事の分離発注・単体発注にも対応可能です。当社スタッフが屋上・バルコニー・外壁など施工箇所に最適な工法を選定し、自社管理・自社施工により高品質な工事を適正コストで提供します。確かな技術と実績で、大手ゼネコンやマンション管理組合からも信頼をいただいています。まずはご相談ください。

CONTACT

お問い合わせ

お仕事や求人についてはこちらから
お問い合わせください。